
「もう返済が限界……」と追い詰められた時、救済策として浮かぶのが自己破産です。
ただ、自己破産が頭に浮かんだとしても、「何とか返したい。」「まだ頑張れるのではないか。」「でも苦しい。」と、そんな考えが頭の中をぐるぐる回って、決断ができないでいるのではないでしょうか。

これは、
「自己破産のタイミング」
がわからないから考えがまとまらないのです。
「自己破産のタイミング」が分かれば、「まだ頑張った方がいい。」とか「もう潮時だ。ギブアップしよう。」という判断ができるはずです。

そこでこの記事では、自分がどんな状態なったら自己破産を決断すべきなのかという「自己破産のタイミング」を徹底解説します。
1.「自己破産のタイミング」と3つの目安
まず、押さえておきたい前提として、債務者がどういう状態にあるとき、破産が認められるのか、ということです。
破産法第15条では、「債務者が支払不能にある時は、裁判所は・・破産手続きを開始する」と定めています。
すなわち、
「支払不能」=破産開始
が破産法の立場です。
ということは、「支払不能」になったときが、「自己破産のタイミング」です。
「支払不能」=「自己破産のタイミング」
そうすると「支払不能」とは、どういう状態をいうのかということになりますが、「支払不能」とは、債務者の収入や資産、労働能力などを総合的に見て、「継続して借金を返済していくことが不可能な状態」のことと定義されます。ただ、これでは一般の方が、明確に判断することは、難しいと思います。
そこで分かりやすくするため、「支払不能」の状態にある重要な目安として次の3つを挙げておきます。
1 借金を返すために、別の業者から借り入れている(自転車操業)

2 毎月の支払いが滞り、延滞金が増え続けている

3 毎月利息の返済だけで手一杯で、借金の元金がまったく減らない

これら状態にある場合、債務者は「支払不能」であると判断されますので、ここが「自己破産のタイミング」です。
「支払不能」=「自己破産のタイミング」
↓
3つの目安で判断
特に、返済のために借入を繰り返す「自転車操業」の状態は非常に危険です。「もう少し返済できる」「まだ粘れる」と無理に頑張って傷口を広げる前に、法的な債務整理へと舵を切る勇気が必要です。
ただ、実際には自分で判断するのは難しいので、「支払不能」の状態にある3つの目安の兆候が一つでも現れたら、まずは専門家である弁護士に客観的に判断してもらい、「自己破産のタイミング」を逃さないようにしましょう。
2.「自己破産のタイミング」を逃さないことのメリット
「債権者に申し訳ない、借りたものは返すべきだ。」と考えるのは当然のことですし、「もう少し頑張れば返せるかも」と自力で頑張りたくなる気持ちはよく分かります。
しかし、「自己破産のタイミング」を逃さず、的確に自己破産の申し立てに踏み切ることには、債務者側(あなた自身)にメリットがあることはもちろんですが、実は債権者(貸し手)側にも大きなメリットがあります。
2−1.債務者側のメリット
それは、自己破産の費用を工面できるというメリットです。
自己破産の手続きを行うのにも、一定の費用(裁判所への予納金や弁護士費用)がかかります。管財事件になると、裁判所への予納金だけで軽く20万円を超えてしまいます。
もしあなたが「自己破産のタイミング」を逃して、「もう一円も払えない」という限界ギリギリまで粘ってしまうと、いざ決断したときに「自己破産をするための費用すら用意できない!」「弁護士に依頼したくても断られてしまう。」という悲惨な事態になってしまいます。

手元に「適正に破産処理をできるだけの資金面での余力」が残っている時だからこそ、取れる選択肢が増えるのです。
→当事務所の自己破産費用は22万円!(同時廃止の場合)
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2−2.債権者側のメリット
それは、債権者側が無駄な融資を増やさずに済むことです。
破産を先延ばしにして無理に返済を続けようとすると、返済のために、さらに別のところから借金を重ねるという自転車操業に陥りがちです。そうするとこの返済のための借り入れは、債権者にとっては、まさに不良債権に他なりません。
タイムリーに自己破産の申し立てをすれば、これ以上「返せる見込みのない無駄な借入」を増やさずに済むため、結果として債権者側の損失を最小限に抑えることにも繋がります。これは十分に誠実な対応と言えます。
3.自己破産を検討しているならカヤヌマ法律事務所へ
自己破産は、法律で定められている「前を向いて生き直すための経済的再生制度」です。
しかし、借金の総額だけでなく、現在の資産状況や今後の収入など、自己破産には複雑な条件が絡み合います。これらを一人で抱え込み、自己判断で進めるのには大きなリスクが伴います。
「自分の状況で、本当に自己破産ができるのか?」
「いつ手続きに踏み切るのが、自分にとって最善のタイミングなのか?」
これらを客観的に見極め、ベストな選択肢を見つけるためにも、専門家である弁護士にご相談ください。
カヤヌマ国際法律事務所は、これまで自己破産をはじめとした多くの債務整理事件を受任し、解決してまいりました。
最寄り駅の「四谷三丁目駅」は、新宿駅からも東京メトロ丸の内線で約5分です(事務所は駅から徒歩約1分)。
新宿区とその近隣エリア(港区、千代田区、中央区、豊島区、中野区、杉並区、世田谷区、渋谷区、練馬区、台東区、大田区など)だけでなく、東京都全域、神奈川県、千葉県、埼玉県などからもご相談を受け付けております。
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